vintage IWC cal.8541

久々の更新です。

vintage IWC  Yacht Clubのオーバーホールです。

秒針を抑制するバネが折れていました。黒く見える棒は、大きさ比較にシャーペンの芯です。

バネが折れ込んでいるため、打ち抜きました。規制のタガネにはこれだけ細い物はない為、タガネも自作です。無事撃ち抜けました。

バネの作成です。真鍮の棒材から削り出して作成します。時計旋盤にて作業します。

半分位出来たところです。天真作成用に超硬製の手バイトで作っていきます。素材は真鍮で柔らかいんでHSS製の手バイトでも出来なくはないですが、いかんせん細くて長いので、抵抗少なく切るために超硬バイトです。

ほぼ完成です、後ろの方は少し大きく作ってます。打ち込んで抜けないようにです。後は切り取ります。

Boleyのポンス台で打ち込みます。

受けに取り付けました。いい感じです。この後は洗浄機で洗濯です。

無事に取り付け完了です。サイズもバッチリです👌

全て組み上げました。動きも快調です。

文字盤、針を取り付けました。ほぼ完了です。後はケーシングしてランニングテストをしてお客様の元に。

IWC MARK XV オーバーホール

本日はIWC MARK XVのオーバーホール(OH)です。

前回ブライトリングのOHでムーブメントはETA製でしたが、IWCはETA2892-A2というムーブメントを使用しています。

IWCはETAの刻印を完全に消しています。

刻印を消したくなる気持ちが分かるくらい良く調整されています。5つの姿勢でキッチリ調整されています。この時計はクロノメーターではないですが、前回のブライトリングよりも厳密に調整されています。歯車等とても綺麗で、メーカー独自の磨きが入っています。

昨今は自社製ムーブがかなり多くなりましたが、中堅処の時計はやっぱりETAが主流ですね。まぁ~この辺の時計も10年近く前の時計なので、現状はまた違うと思いますが。

BREITLING Super Ocean オーバーホール part2

ブライトリングの続きです。サクサクっと行きたい所です。

輪列を組み順調に進んでいます。

グハッ!!ショック‼

角穴グルマを留めるネジが折れ込んでしまいました。あぁ~サクサクっと行きたかったのに。ネジ抜きです。希望としては殆んど力を入れてないのに折れ込んだってこと。ってことは、比較的簡単に抜けるはず。

はい、思った通り以外と簡単に抜けました。後は勢いで行きます。ETA製ムーブで良かった、ネジは簡単に手に入ります。

順調に進みました。フゥ~。。。。。ETAムーブですがクロノメーターなので、きっちり調整されています。無事にケーシングも終えました、後は納品前のテストです。問題ないことを確認後にお客様に連絡です。

時計の洗浄プラン始めました。

時計を長く安心して使うコツは、時計を清潔に使うこと。

時計の汚れは、汗・皮脂の油分に汚れがドンドン付き、パッキンに癒着していきます。このままほっとくとパッキンが防水機能を失い、時計内部にサビが広がって行きます。

当店では、時計の機械を外した状態で超音波洗浄を特殊な洗剤で行います。

綺麗な時計で気持ちもスッキリ。

ご依頼お待ちしています。